空き家活用の可能性を広げる
◼️社会に役立つ住まいづくりに挑戦する
現在、わたしは戸建て住宅を活用した
障がい者グループホームを運営していますが、
事業を始めたきっかけは、
相続や空き家活用のご相談でした。
土地や空き家を地域のために
活かせないかと調べていくなかで、
障がい者グループホームという選択肢を知り、
自ら運営にも取り組むようになりました。
実際に始めてみると、
社会的な意義を感じる場面は数多くあります。
一方で、現実は決して簡単ではありません。
利用者様やご家族、スタッフなど、
多くの人が関わるため、
日々さまざまな出来事が起こります。
利用者様の体調変化への対応やスタッフとの連携など、
人の暮らしを支える仕事だからこそ、
大きな責任もともないます。
◼️長く続けるには覚悟も必要
近年では、「高利回り」「収益性が高い」といった言葉で、
障がい者グループホーム事業を紹介する
広告やセミナーを見かけることがあります。
もちろん、運営方法や規模によっては
収益が見込めるケースもあります。
しかし実際には、
人材の確保や利用者様の募集、
運営体制づくりなど、
乗り越えなければならない課題が数多くあります。
この事業は、
副業感覚で始められるものではありません。
収益だけでなく、
「障がいのある方の暮らしを支える」
という責任を理解し、
長く取り組む覚悟が求められる事業だと感じています。
◼️空き家が地域を支える住まいになる
一方で、空き家を
障がい者グループホームとして活用することには、
大きな可能性があります。
グループホームを運営する立場になって実感したのは、
条件に合う戸建て住宅を確保することの難しさです。
地域の理解が十分ではなく、
貸し出しに不安を感じる
オーナー様も少なくありません。
そのため、戸建て住宅を
グループホーム事業者へ貸すことは、
空き家活用の有効な選択肢のひとつと言えるでしょう。
条件が合えば、
一般的な賃貸住宅より
高めの賃料で貸し出せる場合もあり、
事業に必要な設備は事業者側が
整備するケースも少なくありません。
空き家を活かしながら
地域にも貢献できる方法として、
今後さらに広がる可能性を感じています。
社会的意義と事業性、
その両方を大切にしながら、
これからも地域とのつながりを
深めていきたいと考えています。

