将来のお金を考えるなら、まずライフプランシミュレーションから始めよう
◼️将来の見通しを立ててから判断する
老後資金や保険の見直し、住宅購入、
不動産投資、子どもの教育費など、
人生にはさまざまなお金の問題があります。
そのようなテーマを考える際に、
まず取り組んでいただきたいのが
「ライフプランシミュレーション」です。
もちろん、将来を正確に予測できるわけではありません。
それでも、現状を整理し、
将来の見通しを立てたうえで判断することには
大きな意味があるでしょう。
わたし自身も、
不動産投資を検討される方には、最初に
ライフプランシミュレーションをおすすめしています。
実際に、親御様の介護や
ご自身の老後資金に不安を感じている方から、
ご相談をいただいています。
そのような場合には、
独立系のファイナンシャルプランナーと連携しながら、
ライフプランシミュレーションを作成しています。
単純な収支だけではなく、
保険の考え方や資産形成の方法についても確認できるため、
将来設計を考えるうえで役立つでしょう。
◼️シミュレーションは「誰がつくるか」も大切
ただし、ライフプランシミュレーションで
気をつけたいこともあります。
たとえば、保険の見直し相談や住宅購入の場面では、
無料でライフプランシミュレーションを
作成してもらえることがあります。
もちろん、すべてがそうとは限りません。
でも、なかには自社の商品やサービスを提案しやすくするために、
前提条件が有利に設定されているケースもあるようです。
保険を提案する立場であれば、
「将来これだけお金が必要になる」
という結果になりやすくなりますし、住宅購入であれば、
「この金額の住宅ローンでも問題ない」
というシミュレーションがつくられることもあります。
シミュレーションは
前提条件によって結果が大きく変わるため、
その数字だけを鵜呑みにしないことも大切です。
◼️数字だけでなく前提条件を見る
わたし自身も、
以前ワンルームマンション販売に携わっていた頃、
不動産投資の収支シミュレーションを作成していました。
当時を振り返ると、
リスクを十分に考慮していない、
かなり楽観的な内容になっていたものもありました。
入社したばかりの頃は、
作成した資料を上司に確認してもらうのですが、
修正後には節税効果が大きく見える内容に
変わっていることもありました。
当時は知識も経験も少なく、
「そういうものなのだろう」と思っていましたが、
いま振り返ると前提条件の重要性を
あらためて実感しています。
だからこそ、
ライフプランシミュレーションを見るときは、
結果だけではなく、
「どのような条件で作られているのか」
にも目を向けていただきたいのです。
◼️将来への安心につながる大切な準備
本格的なライフプランシミュレーションを作成する場合は、
ヒアリング項目も多く、準備する資料も少なくありません。
最初は少し手間に感じるかもしれませんが、
その分得られるものも大きいと感じています。
実際に作成された方からは、
「もっと早くやっておけばよかった」
「定期的に見直すことの大切さがわかった」
といった声をいただける内容です。
費用はかかりますが、将来への不安を整理し、
安心して判断するための材料として十分価値があります。
将来のお金について考える際は、
まず現状を知ることが欠かせません。
ライフプランシミュレーションは、
そのための有効な判断材料になるはずです。

