理想の売却を叶える不動産会社選びのポイントとは?
■自社の顧客だけを紹介する大手企業は避けたほうがいい
不動産の売却を考えるとき、慎重にはなるものの、
依頼先の決め手となるポイントはわかりにくいものです。
「売却の相談をするなら、やっぱり大きな会社がいい」
「大手のほうが信用できそう…」
と思う人も多いのではないでしょうか。
ところが、大手だからといって
かならずしもいいわけではない場合もあるのです。
その理由は、なぜでしょうか?
じつは大手の不動産会社は、
より多くの仲介手数料を得たいので、
売る側と買う側両方の仲介をしたがる傾向があります。
仲介業者さんは、不動産の取引が成立した場合、
取引価格の約3%の仲介手数料を受け取ることが認められています。
つまり、売る側と買う側両方の仲介をした場合、
取引が成立すれば、売る側から3%、買う側から3%、
合計6%の手数料を受け取ることができるのです。
このような形を、「両手取引」と言います。
自分の会社で買う側を見つけることができれば、
3%多く手数料をもらうことが実現するのです。
大手の会社は、このような取引方法を目指しています。
自分たちが見つけてくるお客様しか、紹介しないこともあるようです。
そうすることで、売主、買主にとって、
よりよい条件で購入できる可能性のある物件を
見つける機会を逃してしまうことになります。
つまり、最適なマッチングが実現しない可能性があり、
結果的に売主も買主も損をする可能性があるということです。
■お客様の探し方をヒアリングする
最適な売却の機会を逃さないようにするには、
どうすればいいでしょうか。
もちろん、そのような会社には頼らないという選択肢もあります。
まず最初にすべきことは、
仲介を依頼する立場であるあなたが、
不動産会社に対して
「どのように買う相手を探すのですか?」
と、しっかりヒアリングをすることです。
どのようなポータルサイトに載せるのか、
レインズ(不動産業者だけが見られる情報共有サイト)などに
載せるのかといった質問をして、すり合わせを行います。
ヒアリングをしたうえで、
もし内部での取引だけを行っていることが明らかになれば、
そのような会社は利用しないというのもひとつの方法です。
ただし、その会社が高値で買い取ってくれるのであれば、状況は変わります。
取引価格が高いかどうかを判断するためにも、
ある程度ご自身で市場相場を把握しておいたほうがいいでしょう。
自分で事前に調べた相場の答え合わせや、見積もりの参考にもなります。
■適切な専門性を持つ不動産業者選びが売却を左右する
不動産業者には、大手や地域密着型、買取業者、
自宅や投資・戸建てやマンションといった、
特定の分野に特化した仲介業者など、
さまざまな種類が存在します。
各社は、
「何でもできますよ」
と言うかもしれませんが、
すべての分野に対応できる業者や人は、
まずいないと考えたほうがいいでしょう。
一般の人から見れば、
「プロだから、何でもできるのでは?」
と思いがちですが、実際にはそれほど簡単ではありません。
物件を売却するときには、
その分野に詳しい業者や担当者に相談することが賢明です。
その会社が何を専門としているかは、
ホームページを見ればある程度わかります。
でも、実際に分野別の取り扱い件数などを、
具体的にヒアリングするのがおすすめです。
■不動産業者選びのポイントは売り出し方と問い合わせへの対応
不動産会社を選ぶときは、
次のようなポイントに注目してみてください。
・希望通りの売り出し方(どの情報サイトに載せるか)に対応してくれるか
・どのような問い合わせに対しても連絡してくれるか
不動産会社の選び方については、
またあらためて詳しくお伝えしますね。
売り出し方は、売却するときの価格に大きく影響します。
また、どのような問い合わせにも対応してもらうようにしなければ、
担当者の判断で情報をコントロールされてしまう可能性もあるのです。
どちらも、売却が成功するかどうかの重要なカギになります。
不動産業者を選ぶ際は、
この2点についてしっかりと対応してくれるかどうか、
確認することが大切です。
希望通りの売却を叶えるために、
ぜひ、参考にしてみてください。