不動産投資を始めるなら、まず将来の目的を明確にしよう
◼️早く始めるほど「時間」を活かしやすい
実際に不動産投資をしている方から、
「もっと早く始めておけばよかった」
という声を聞くことがあります。
わたし自身も、早くから取り組むことには
メリットがあると感じています。
その大きな理由のひとつが、
「時間」を味方につけられることです。
ここでいう時間とは、
物件を購入してから融資の返済が終わるまで、
ただ待つという意味ではありません。
長期的な視点を持ち、
自己資金も活用しながら
資産形成を続けていくことで、
時間を有効に使いやすくなります。
不動産投資は、
短期間で結果を求めるものではなく、
長い目で取り組んでいくものです。
そのため、20代、30代から始めれば、
長い時間を使って資産形成を考えられるという強みがあります。
◼️50代、60代だから遅いとは限らない
では、50代、60代からでは遅いのでしょうか。
決して、年齢だけで判断する必要はありません。
若い世代に比べると、
融資期間などの面で選択肢が限られることはあります。
一方で、50代、60代になると、
これまで築いてきた預貯金や資産を
活用できる方もいらっしゃいます。
子育てなどにかかる支出が落ち着き、
将来に向けた資産形成へお金を
振り向けやすくなるケースもあるでしょう。
大切なのは、
「何歳から始めるか」だけではなく、
現在の資産状況や収入、
これから必要になるお金などを踏まえて、
無理のない方法を選ぶことです。
もちろん、
不動産投資に回せる資金の余裕が
ほとんどない場合などは、
ほかの方法を検討したほうがよいこともあります。
年齢だけを理由に諦めるのでも、
反対に焦って始めるのでもなく、
まずはご自身の状況を確認することが大切です。
◼️物件を探す前に、将来の暮らしを考える
「では、何から始めればいいのでしょうか」
そう聞かれたとき、
最初におすすめしたいのは物件探しではありません。
まず考えていただきたいのは、
「将来、どのくらいのお金が必要なのか」
「老後は、どのような暮らしをしたいのか」
ということです。
現在の収入や資産、
これから予想される支出などを
整理しながらライフプランを立てることで、
目指したい将来も具体的に見えてきます。
そのうえで、
「何のために不動産投資をするのか」
「どのくらいの収入や資産を目指すのか」
といった目的と目標を明確にし、
それに合った物件を探していくほうが、
判断もしやすくなるでしょう。
漠然と「将来のお金が不安だから」
という理由だけで始めると、
途中で何を基準に判断すればよいのか
わからなくなることもあります。
不動産投資は、あくまでも
将来に備えるための選択肢のひとつです。
すべての方に適しているわけではなく、
現在の状況によっては、
別の方法を選んだほうがよい場合もあります。
わたし自身も、
不動産投資についてご相談をいただいた際、
その方の状況を確認したうえで、
いまは始めないほうがよいと感じれば、
そのようにお伝えしています。
「購入できるか」だけではなく、
「その人にとって無理なく続けられるか」
まで考えること。
それが、将来につながる不動産投資を考えるうえで、
大切なのではないでしょうか。

