ローンが残っていても大丈夫? 不動産売却によくある不安を解消
■基本的に「売れない物件」はほとんどない
不動産を売りたいと思っている場合、
多くの方が「本当に売れるのか?」という不安を抱きます。
不動産売却を検討する際、よくいただく代表的な質問は次の2つです。
①物件にローンが残っているけど、売れるのか?
②築50年以上のボロボロ物件だけど、売れるのか?
まず、①の「ローンが残っている物件」について、
多くの場合、問題なく売却が可能です。
売買契約が成立し、決済が行われる際に、
売却代金からローンの残債を一括返済します。
同時に、物件に設定されている抵当権も抹消されるのです。
売買代金の決済と物件の引き渡しをするときに、
売り主が売却代金を使って銀行へローンを一括返済します。
ですから、売りたい物件にローンがあっても、何も心配することがありません。
次に、②の「ボロボロ物件」の売却については、
極端な話をすれば、土地だけで売ることが可能です。
また、近年では「古民家」として、
独特の雰囲気や歴史的価値を評価する買い手も存在します。
投資物件として活用する目的で購入する人もいるのです。
基本的に、よほどのことがなければ、売れない物件はほとんどありません。
不動産の場合、市場ニーズとは関係なく、
仮にひとりでも「この物件がほしい」と思う人がいれば売れるのです。
不動産売却において重要なのは、物件の現状を正確に把握し、
それに基づいた適切な価格設定と販売戦略を立てることです。
焦らず、時間をかけて準備を進めることが、満足のいく売却につながります。
今後も、悔いの残らない売却を実現するための方法をお伝えしていきますね。