地元だけにこだわらず、相談先の幅を広げてみる
◼️物件の性質によっては、都市部の業者が力になることもある
実家を売却したり、賃貸に出したりするとき、
まず思い浮かぶのは地元の不動産業者かもしれません。
地域の状況や相場をよく知っている点は、
たしかに大きな強みです。
一方で、どの業者も同じように
最新の動きや多様な売り方に詳しいとは限らない、
という面もあります。
たとえば、物件によっては
「投資用」としての価値を見出せる場合もありますが、
その分野に慣れていない業者では
話が進みにくいこともあるようです。
最近では、実家が地方にあっても、
都市部や東京の不動産業者に相談するケースも珍しくありません。
幅広い選択肢を持ち、トレンドを把握している業者のほうが、
より多角的な提案をしてくれることもあります。
もちろん、地元の事情を知るために地元業者へ相談するのは有効です。
そのうえで、近隣の都市圏や投資物件に強い業者にも話を聞いてみるなど、
相談先を広げてみるのもひとつの方法でしょう。
「どこに頼むか」ではなく、
「どんな視点を持っているか」で選んでみる。
そんな考え方も、これからは大切になってくるかもしれません。
◼️「格安買取」の言葉には注意が必要
実家を売り出していると、
「格安で買い取ります」
という提案を受けることもあります。
ほかに買い手が見つからず、
条件に納得できるのであれば、
選択肢のひとつとして考えてみてもいいでしょう。
ただし、あとになって
「もう少し高く売れたかもしれない」
「別の活かし方があったかもしれない」
と感じてしまうケースも少なくありません。
格安かどうかを判断するには、
まず相場を知っておく必要があります。
相場よりも大幅に低い金額が提示された場合、
業者側の事情や意図がある可能性も考えてみると安心です。
大切なのは、
「業者はかならず善意で動いてくれる」
と思い込みすぎないこと。
売却以外の選択肢にも目を向けながら、
納得のいくかたちで大切な実家の今後を決めていけるといいですね。

