実家の相続どうすればいい? 不安を解消する対処法
■多くの人が悩む「実家問題」
あなたは、実家に関して悩みをお持ちではありませんか?
拙著『自宅・投資用・相続 損しない不動産売却』(Kindle出版)では、悔いの残らない不動産売却の仕方について触れています。
その結果、「実家」に関するご相談をたくさんいただきました。
ご実家に関する悩みを抱えている人は、とても多いのですね。
とくにご相談で多かったのは、
・親御さんがご存命で、将来の実家の扱いになんとなく不安を抱えているケース
・ご実家が遠隔地にあり、兄弟姉妹もみんな地元を離れていて、誰が将来的に実家を引き継ぐのかわからない…
・自分が引き継いだとしても、もうマイホームを買っているし、仕事も家族もあるから、実家に住むのは現実的ではない…
・実家を引き継いだあと、どうすればいいのかわからない。空き家のままでしばらく放置するにしても、ずっとそのままにしておくわけにはいかない…
こういったケースが多々ありました。
もしくは、
・親の介護、認知症が心配。その前に、何かしておくことはないか?
・どうにかしなければいけないとは思っているけれども、自分だけが考えてもどうにもならない…
・将来親が亡くなった場合、兄弟姉妹で揉めないか心配…
といった、別の不安も大きいのではないでしょうか。
■選択肢を知れば不安は解消できる
不安を解消していくには、まずは不安の正体を知ることです。
そして、まず何をすればいいのか、どのように話を切り出すのか、どのような選択肢があるのかを知れば、不安も減りますし、具体的な動き方もわかります。
納得しないままに話が進んでしまっては、結果的に損したり後悔したりすることに、つながる場合も少なくありません。
まずは、実家問題は空き家問題とリンクすることを知っておいてください。
実家が空き家になってしまうことの、リスクや制度についても重要なポイントです。
コラムでは、これまでにわたしのもとに寄せられたさまざまな相談をベースに、相続も含めた「売る、貸す、住む」ために必要なノウハウもお伝えしていきます。
生まれ育った実家を放置し、朽ち果てていく姿につらい想いをしないためにも、ぜひ、必要な対処をして、実家の相続の「困った…」をなくしていきましょう。